こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です。
風邪やインフルエンザ対策のために市販のマスクを使用されている方が多いと思いますが、実はマスクには予防効果はありません。
実際のウイルスは繊維の隙間を通り抜けて口や鼻に侵入してしまうため、予防対策としては確実ではないそうです。
この記事では改めて風邪・インフルエンザ予防をして有効な対策を紹介したいと思います。
目次
マスクは風邪・インフルの予防として使うものではない
もう1度言いますが、マスクは本来風邪やインフルエンザの予防として使うアイテムではありません。
正しいマスクの使用目的は「咳やクシャミによるウィルスを含んだ飛沫を防ぐ」ことにあります。
本来は、すでにウィルスを持っている人が使うべきアイテムなんですね。
健康なひとが予防の意味でマスクを使用しても、冒頭で紹介したように繊維を通り抜けてしまったり、あるいはマスクの隙間から侵入してしまったり、衣類についたウィルスに感染する可能性があるため100%確実に防いでくれるとは言えません。
あくまですでにウィルスを持っている側が咳・クシャミの飛沫をマスク内に留め、飛沫による周囲の汚染を抑えるために使うものなのです。
風邪やインフルエンザの患者を看病する場合には飛沫が直接付着するのを防ぐので、その意味では100%ではなくとも一定の予防効果があると言えます。
マスク以外の予防対策はなにがある?
食事で予防する
ビタミンCを摂取する
昔から言われるほどですが、ビタミンCには本当に風邪予防の効果があります。
免疫力を高めてくれるほか、疲労やストレスの緩和も期待できるため健康には欠かせない栄養素のひとつと言えますね。
ただ、比較的はやいスピードで体の外に排出されてしまうため、毎食摂取するのが理想的。
冬場よく見かけるミカンなどに多く含まれていますが、サプリメントでも手軽に補うことができます。
ショウガを摂る
ショウガには体を温める作用があり、風邪予防だけでなく体を健康にする温活でも積極的に取り入れられています。
ただし、胃の調子が悪いなど体調がよくない場合は胃炎・胸やけを引き起こす可能性もあるため大量に摂取しないように気を付けてくださいね。
1日あたり10グラム(小さじ1杯程度)が目安です。

生活習慣で予防する
早寝を心がけ、きちんと睡眠をとる
睡眠不足は健康の敵。
もちろん風邪やインフルエンザ予防でも同じことが言えます。
睡眠時間が不足していると、免疫力が低下してしまうためです。夜更かしすると体も冷えてしまうので、なるべく早寝を心がけましょう。
緑茶でうがいをする
体に良いイメージの緑茶ですが、飲むだけでなくうがいに使うことでも効果を発揮します。
緑茶に多く含まれているカテキンには抗菌・抗ウィルス効果があることから、水でうがいするよりも高い予防効果が期待できるためです。
うがいに使った緑茶は飲み込まず、必ずはき出すようにしてくださいね。
「首」とつく部位をあたためる
体の上から順に首・手首・足首と「首」がつく部位には皮膚のすぐ下に太い動脈が流れています。
この部位を意識して温めることで全身めぐる血液を温めることにつながり、風邪の予防が可能になります。
マフラーや手袋、靴下やブーツを利用して冷えない服装を意識してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今日は風邪・インフルエンザの効果的な対策などを紹介しました。
予防と言えばマスク!という方も多いと思いますが、健康な人が風邪予防としてマスクを使ってもあまり意味がない…というのは驚きですよね。
本来はすでにウィルスを持っている側が周囲への飛沫感染を防ぐ目的で使われるもの。
看病をする場合は飛沫が飛ぶことを防ぐことができるため、その点ではある程度予防の効果があるとも言えます。
免疫力を向上させるビタミンCや体を温めるショウガを摂取することも有効な対策ですが、早寝をする・緑茶でうがいをする・「首」のつく部位をあたためるなど生活習慣を改善することも効果があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!