こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です!
9月20日公開の「アナベル 死霊博物館」を見てきました!
春先にアナベルシリーズを知ったばかりでしたが、オカルト大好物の私には文字通りドストライク。すぐにファンになりました。
それから約半年後の最新作公開…ということで喜び勇んで映画館へ足を運びました。
この記事では、「アナベル 死霊博物館」の感想を紹介しています。
目次
アナベルシリーズ最新作「アナベル 死霊博物館」
本編の感想に入る前に、まずは今作について軽くおさらい。
「アナベル」は2013年にアメリカとカナダで公開され大ヒットした「死霊館シリーズ」のスピンオフ作品です。
「死霊館」第一作では、実在した超常現象研究家・ウォーレン夫妻が実際に遭遇・調査した超常現象をモデルにストーリーが展開され、
翌年にはこの第一作へと繋がっていくスピンオフ「アナベル 死霊館の人形」が公開されました。
今回公開された「アナベル 死霊博物館」は、そんな「アナベルシリーズ」の最新作となります。
あらすじ
常現象研究家としての活動を通じ、様々ないわくつきの品々と出会ってきたウォーレン夫妻。
彼らはそんな呪われた品々を引き取り、自宅地下の一室におさめ管理していた。
“博物館”と呼ばれるその部屋にはそれぞれ形の違う鍵が幾重にもかけられ、
夫妻の一人娘・ジュディにも近付かないように常々言い聞かせていた。
今作ではまさにその“博物館”が舞台となっている。
超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ一体の人形が運び込まれた。その人形の名は、アナベル。アナベルは地下の“博物館”で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。夫妻が仕事で家を空ける、ある日。娘のジュディは年上の少女メアリー、ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。しかし、ダニエラが“警告 決して触るな”と書かれた博物館に勝手に入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。それは、少女たちの想像を絶する悪夢のはじまりとなった……。
今作ではこれまでのメインキャラクターであるウォーレン夫妻ではなく、夫妻の一人娘・ジュディが物語の重要なカギを握っています。
ジュディと同じく、物語のメインキャラクターとして登場するのが年上の少女・メアリーとその友人であるダニエラ。
超常現象と呼ばれるものには縁がない、いわゆる「普通の生活」を送ってきた少女達が様々な怪現象に巻き込まれていきます。
ジュディ、メアリー、ダニエラの3人に襲いかかるものとは。
そしてその結末は?
「アナベル 資料博物館」のストーリーと見どころ
その1 冒頭~アナベルが封印されるまで
冒頭では、おなじみのウォーレン夫妻が揃って登場します。
時刻は夜。
アナベル人形を引き取り、自宅へと運ぶため夫・エドの運転で夜道を進むウォーレン夫妻。
途中、偶然にも交通事故の現場に遭遇します。
かなり大きな事故らしく、現場の警官は迂回路へまわるよう夫妻へ指示。
思えば、この事故自体がこの後起こる恐怖の夜を予兆していたのかもしれません。
指示通り迂回路へ進んだウォーレン夫妻ですが、まだカーナビもない時代、さらに慣れない夜道ということもあり、どうやら道を間違えてしまったことに気づきます。
街灯もない道を進むうち、今度は自分たちが乗っている車にトラブルが起きいったん停車することに。
原因を調べるためボンネットを確認する夫・エドと、車内に残り地図を確かめる妻・ロレイン。
気づけば周囲は深い霧に包まれ、ロレインがふと気づくと車が停車したその場所には「墓地」の看板が…。
アナベルの邪悪な力が忍び寄っていること、これから起こる何かを強く印象付けるシーンでした。
その後夫妻は無事自宅に到着し、待っていた神父とともに地下の”博物館”へ人形を持ち込みます。
ショーウィンドウの中に座らせるように収めてみたものの、それだけではアナベルの力を抑えられないと気付いたロレインは、鍵付きのガラスケースに入れることを提案。
ようやく「悪を封じる」ことに成功します。
終始アナベルの表情は変わりませんが、あの微笑みが改めて不気味に感じてしまいました。
その2 母・ロレインの力を受け継いだジュディ
ウォーレン夫妻の一人娘であるジュディは、透視能力を持つ母に似て「見えてはいけないもの」が見えてしまう体質でした。
それは普段通う学校でも。
創立者である神父の胸像があり、その傍らには既に故人であるはずの神父の姿がジュディには見えていたのです。
襲ってくる様子はないものの、気づけばそこに佇んでいる神父の表情はハッキリしません。
また、「超常現象研究家」というウォーレン夫妻の肩書はマスコミから「詐欺師」などのバッシングを受けており、それが新聞の記事になってしまったことでジュディはイジメのターゲットにされていました。
シッターとしてウォーレン夫妻からの信頼も厚いメアリーは、そんなジュディに対し悩み事はないか尋ねますが、両親に心配をかけたくないジュディはイジメの事実を口には出しません。
ジュディが何か隠していることに気づきながらもメアリーは深く追及せず、ジュディを送り出します。
のちにアナベルの封印が解かれたことで、霊を目撃・襲われそうになったジュディに対し「霊といえど元は人間。中には良い霊もいる」と元気づけようとするのでした。
これまでのシリーズを見てきた私としては「何お気楽なこと言ってんのー!!」と思ったシーンでしたが物語後半、この言葉がジュディに勇気を与えます。
その3 封印を解かれ、実体化するいわくつきの品々
タイトル通り、今作では“博物館”におさめられているいわくつきの品々も見どころのひとつです。
どんな品で、どのような経緯でウォーレン夫妻が引き取ったのか、娘・ジュディの口から語られるシーンはぜひ聞いていただきたいと思います。
中には日本の鎧兜も含まれているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
他にも呪いのウェディングドレス・死者と交信できる腕輪などなど興味深い品が目白押しなので、それぞれの由来を調べてみればまた別の楽しみ方ができそうです。
アナベルの本編である死霊館シリーズで登場wしたヴァラクのような角の生えた悪魔や狼男など実体化した邪悪なものたちも見どころのひとつですよ。
その4 家の中で少女たちに忍び寄る様々な怪現象
物語中盤、アナベル人形の力により少女たちは3人バラバラになってしまいます。
メアリーの友人・ダニエラは自分が運転中に起こした事故で同乗していた父を亡くした過去があり、父に一言謝りたいという思いから”博物館”の鍵を探し出し、中に封印されていた「死者と交信できる腕輪」を使ってしまいます。
ダニエラの祈りが通じたのか その場に現れたダニエラの父親。
穏やかな表情を見せますが、次の瞬間ダニエラを見て
「お前のせいだ!!!」
と絶叫します。
その顔は、事故の衝撃か醜くただれたものへと変貌していました。
驚いたダニエラは博物館から逃げだそうとしますが、解錠したはずの鍵がいつの間にか全て施錠されており、出ることができません。
“博物館”は地下にあるため、1階で食事の後片付けをしてたメアリーにはダニエラの声は届かず…恐怖の時間を過ごすことに。
同時刻、メアリー自身にも不思議な出来事が次々に起こり始めます。
テーブルに置いてあったコップが勝手に落ちたかと思えば、今度は蓄音機から音楽が流れだし…不審に思いながら音楽と止めますが、その後も次々に原因不明の現象が起こり、ついには家中の明かりが消えてしまいます。
懐中電灯を手に家の中を進むメアリーですが、この怪現象はすでに就寝中だったジュディにも魔の手を伸ばそうとしていました。
目に見えない何者かに足をつかまれ、少しずつベットの外へと引っ張られるジュディの体。
寝入っているジュディは気づきませんが、唐突に物凄い力で引っ張られ、今度は飛び起きます。
バラバラの状態でそれぞれ恐ろしい体験をする3人ですが、最終的にはジュディの「アナベル人形を探し出して、ガラスケースに戻す」という提案のもと団結して対抗するシーンは思わず「がんばれ!」と応援したくなってしまいました。
ベットから引きずり出そうとする描写が怖すぎる
個人的に私が一番怖かったのは、就寝中のジュディが少しずつ足を引っ張られるシーン。
シリーズを通して何度も登場しており、もはや定番?な描写ですが、何回見ても怖い!
最初は少しずつ。
かと思えば、次の瞬間一気にベットの外へ引きずり出そうとする、見えないなにか。
何が怖いって、日常生活でふと思い出しちゃうのが死ぬほど怖いんです( ;∀;)
あるわけないと分かってても、ベットから足を投げ出していると誰かに掴まれるかも…なんて想像した日にはガクブルです💦
【アナベル 死霊博物館】の感想・ネタバレ【まとめ】
いかがでしたか?
ストーリー展開とは違いますが、シーンと静まり返ったなか、いきなり暗闇の中から身の毛もよだつようなものが襲い掛かってくる…
という演出はもちろんですが、微妙にタイミングをずらしてくるから余計にびっくりしてしまって、上映中は何度も手で顔を覆いたくなってしまいました。笑
みなさんも是非チェックしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。