こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です。
今年は例年にない酷暑&マスク装備でヘロヘロになりながら過ごしましたが、そんな暑さもすっかりなりを潜め、あっという間に年末が近づいてきました。
ところで。
つい先日、ひどい頭痛を経験したことをキッカケに人生初の頭痛外来へ行ってきました。
今日はその時のことをここに紹介したいと思います。
目次
4人に1人は頭痛持ち?日本人にはありふれた「頭痛」

一説には、「日本人の4人に1人は頭痛持ち」と言われるほど、頭痛は日本人にとってごくありふれた症状です。
一言で頭痛と言ってもその原因はさまざまで、老若男女問わず悩まされている方は大勢います。私もそのうちの一人で、10代の頃からしょっちゅう頭痛には悩まされていました。
といっても、昔は月に1度~数か月に1度程度のことだったので、あまり深くは考えず。
・・・ところが今年、なぜだかその頻度が格段に上がってしまい、毎日のように頭痛に悩まされることに。そこで重い腰を上げ人生初の頭痛外来へと足を運びました。
毎日のように頭痛に悩まされていた夏
今年の夏、理由は不明でしたが突然ほぼ毎日のように頭痛に悩まされるようになりました。
特に7月~8月の2ヵ月間は、少なくとも2日に1回は頭痛が起こるような状態で、頼みの頭痛薬も効いたり効かなかったりで思ったような効果が得られないことも多く、じっと痛みに耐える生活が続きました。
今年の夏は酷暑で、かつ、コロナのことでマスクを手放せない生活を送っていたため「この頭痛はもしや熱中症の症状では?」とも思い、塩分やミネラルを補給したり、水分も1日2Lを目安にこまめに飲んでいたのですが、特に改善の兆しは見られませんでした。
毎日の通勤だけでもきつい季節、同じく毎日のように襲ってくる頭痛。。。
正直、この夏の記憶はほとんどありません。毎日必死に通勤し、頭痛に耐えるのが1つのルーティンになっていたように思います。
頭痛外来へ行く基準の1つとして「月に10日以上頭痛がある」ことが挙げられるそうです。
夏が過ぎ一時は頭痛もおさまりかけたのですが、それからしばらく経ってまたひどい頭痛に襲われたことで、ようやく頭痛外来を受診することに決めたのです。
市販の頭痛薬を飲んでも全くおさまらず、こめかみのあたりをギチギチと締め付けられるような痛みが続き、夜 寝付くのも大変なほどでした。。。
初めての頭痛外来へ!
定期的に通うことになるかもしれない…ということを念頭に置き、家から一番近い頭痛外来で予約をとっていざ当日。
初診なので問診票を記入後、先生と普段の頭痛についていくつか受け答えをしました。
片頭痛だと思っていたら・・・
診察を通してまず説明されたのは、私が悩んでいた頭痛は一般的に緊張型頭痛と呼ばれるものである可能性が高いこと。
自分では片頭痛だと考えていましたが、痛みを感じるタイミングや頻度から見ておそらく緊張型頭痛である可能性の方が高い、とのことでした。
私が毎日のように感じていた頭痛には、実は共通点がいくつかあって
- こめかみの辺りを締め付けられるような痛みが続く
- 平日の午後~夕方に起こる(それ以外の時間帯、休日はほぼ起きない)
- 市販の薬は効いたり効かなかったりする
- 特に夏の間はほぼ毎日のように起こる
- 予兆もなくはじまる
などがありました。
これに加え、
- 長時間同じ姿勢で過ごすことが多い
- 脈拍に合わせて痛む「拍動性」がない
- 頭痛時に体を動かしても悪化しない(痛みがひどくならない)
これらの要素からみても、緊張型頭痛である可能性が高いと言えるそうです。
緊張型頭痛の原因

この緊張型頭痛は、筋肉が緊張することで血流が悪くなり、筋肉内に溜まった老廃物が周囲の神経を刺激することによって引き起こされます。
筋肉の緊張は長時間同じ姿勢で過ごす身体的なストレスや、強い不安・緊張を感じた時などの精神的ストレスが原因で、私の場合は前者の身体的ストレスが頭痛を誘発していたようです。
強い冷房によって筋肉が冷やされ血流が悪くなったことも頭痛を引き起こす要因になっていたようで、秋になり冷房を使う頻度が下がったために一時的にですが頭痛がおさまる結果となったのではないか・・・ということでした。
緊張型頭痛の対策は?
頭痛外来を受診したその日は、鎮痛剤のほか筋肉の緊張を和らげる薬も処方してもらいましたが、もちろんそれは根本的な解決にはなりません。
できることなら頭痛自体を無くしたいところ。
そこで同じく頭痛外来で勧められた、肩回しのストレッチを実践することにしました。
私の場合、主に
- 長時間同じ姿勢で居たこと
- 冷房のきつい室内に居たこと
が頭痛を誘発していたようで、定期的に筋肉をほぐし血流をよくすることで、ある程度症状が改善するのではと教えてもらいました。
詳しくはこちらの動画をチェックしてみてくださいね。
肩回しストレッチで頭痛はよくなった?
結論からいいます。
頭痛、ピタッとなくなりました。
毎日最低でも2~3回、気づいたときにこのストレッチをするようになってから、ほぼ毎日のように悩んでいた頭痛が本当にピタッとなくなりました。
頭痛外来で貰ったお薬も、今のところ出番がありません。笑
寒くなり冷房を使うこともなくなったので、それも要因の一つではあると思います。
が、正直ストレッチひとつでこんなに変わるとは・・・!
完全にゼロになったワケではないものの(疲労がたまるとたまに起きます)、体感として頭痛が起こる頻度は10分の1程度まで激減しました。最近は仕事中に気分転換としてこのストレッチをしているほか、帰宅後に入浴で体(筋肉)を温めたあとにもしています。
仕事中なかなか動けないという方は、首肩まわりの筋肉を温め血流の促進を促すアイテムを取り入れてみるといいかもしれません。
初めて頭痛外来に行った話【まとめ】
いかがでしたか?
今日は私がはじめて頭痛外来に行った時のことを紹介しました。
長らく自分の頭痛は片頭痛と呼ばれるものだと思っていましたが、まさかそこから間違っていたとは・・・。笑
先生曰く、
・・・とのことでした。
私自身、症状自体は「こめかみの辺りが痛む」だけなので、てっきり学生時代と同じ頭痛だと思い込んでしまっていました。反省。
特に頭痛が起こる頻度として片頭痛の場合は毎日起こることはあまりないそうで、その点でも緊張型頭痛とは違いがあるそうです。
もし月に10日以上頭痛に悩まされている方がいたら、一度頭痛外来への受診を検討してみてもいいかもしれません。あるいは↑で紹介したストレッチやアイテムも使ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。