レビュー

【感想】魔法使いの嫁 14巻/寮母さん達の活躍と新たな出会い【ネタバレあり】

こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です。

先日発売された「魔法使いの嫁14巻」、遅ればせながらゲットしました。

トーコ
トーコ
待ってました~!

というわけで、さっそく読んだ感想をつづっていきたいと思います。

ネタバレもあるのでまだ読んでいない方は閲覧注意でお願いします。

 

こんな人に読んでほしい
  • ファンタジーが好き
  • ダークな作品が好き
  • 魔法使いの嫁を知らない
  • 魔法使いの嫁が気になってる!

魔法使いの嫁 前巻(13巻)

魔法使いの嫁1巻~12巻までのあらすじはこちらの記事で紹介しています。

13巻で、実習のため訪れたカレドニア(スコットランド)で禍を呼ぶ人外を退けたチセ。

その時に聞こえた「こわいものは こわさなきゃ」という自分の内側から聞こえた”誰か”の声に困惑したものの、なんとか学院へと戻ります。

実習中に倒れたルームメイト・ルーシーもなんとか意識を取り戻しますが、今度は謎の人狼に襲われ、彼らが10年前にルーシーの一家を惨殺した実行犯であることが判明しました。

とっさの機転で人狼たちを退けたチセ。

ルーシーも仲たがいしていた兄と一応の仲直りをして、めでたしめでたし…と思いきや、今度は学院内で教師の一人(シオメン)が何者かに襲われる事件が起きます。

時を同じくして厳重に保管されていた禁書「カルナマゴスの遺言」が消えていたことも発覚。

どちらの事件も犯人の痕跡はありませんでしたが、シオメンの一件は何者かが消えた禁書を使い、他者の魔力を奪っていることにあると判明します。

それとは別に、チセのクラスメイトであるフィロメラの”実家”で何やら不穏な動きが見え隠れし…

13巻の大雑把なストーリーはこんな感じでした。

 

魔法使いの嫁14巻 感想

消えた禁書「カルナマゴスの遺言」は誰の手に?

13巻で偽物とすり替えられていたことが発覚した禁書・「カルナマゴスの遺言」

その恐るべき内容について「読んだことがある」というエリアスの口から、どんなことが書かれているのか…簡潔にですが明かされていました。

魔女・マリエルの協力によりチセのルームメイトであるルーシー、学院の教師であるシオメンはともにこの禁書によって何者かに魔力を奪われたものと判明します。

しかしその目的は未だ闇の中。

魔力を吸い尽くし命を奪うことが目的なのか、あるいは生かしたまま魔力を吸うことが目的なのか…そもそも「誰が、何のために」という一番大事なところは全く見えてきません。

この部分についてはヒントになりそうな伏線もまだ出ていてないので、次巻以降に持ち越しになりそうです。

ルーシー、学院篇での推しキャラの一人なのでなんとか元気になってほしいですね。

そして満面の笑みとか見てみたい、そんな笑い方しないかな…笑

 

ただの猫じゃない!小さな寮母達の正体

学院篇が始まった当初、寮選びのために紹介された猫の寮母さん達がいました。

14巻では彼女たちがただの猫ではなく精霊猫(ケット・シー)という、いわゆる「隣人(おとなり)さん」の一種であることが判明します。

その発端となったのが、チセともちょくちょく絡みのあるフィロメラの退学騒動でした。

といっても、フィロメラ自身が問題を起こしたとか学院を辞めたがって…とかではなく、おそらくは彼女のお祖母様による独断。フィロメラ自身も自分の退学については初耳だったようですが、実家の言に逆らうつもりはないらしく、戸惑いながらも受け入れようとしていました。

学院長に自主退学をしたい旨を伝えた”お祖母様”でしたが、そのあまりにも一方的な言葉を遮ったのは小さな寮母さん達でした。

「不愉快だわ」

「不可解だわ」

 

フィロメラの祖母が遣わせた従者と使い鳥のまわりをぐるぐるまわる彼女たちは、次第に黒く大きな化け猫の姿になっていきます。

「わたしの牙はするどいぞ」

「わたしの耳はおおきいだぞ」

「わたしの髭はふるえるぞ」

「わたしの目玉はみているぞ」

 

「追うぞ」

「つかむぞ」

「引き裂くぞ」

そう囁き、学院長が別れの挨拶を告げた次の瞬間、フィロメラの祖母の使い鳥をその鋭い爪と牙で切り裂いてしまったのでした。

トーコ
トーコ
14巻屈指のスカッとシーンでした!

 

学院長曰く、彼女たちは学院や学院長本人に従っているわけではなく、あくまで対等な関係なのだそうで、確かに主従関係というよりはもっと近い関係性を感じました。

寮母さん達が登場すると絵面的にもとっても癒されるので、今後はぜひ出番を増やしてほしいです。笑

ゾーイの蛇たちとルーシー

11巻で希少種族・蛇髪族(ゴルゴーン)の血を引いていることが明かされたチセのクラスメイトであるゾーイはイヤーマフ(耳当て)なしでも髪の毛が蛇化しないよう訓練を積んでいました。

徐々にコントロールを覚えていた矢先、眠っていたルーシーが目を覚まします。

まだ体力・魔力とも万全でないルーシーは、ふと思い出したようにゾーイに「あんたの蛇ちょっと撫でさせて」と告げます。

と、その言葉になぜか赤面するゾーイ。

 

曰く、蛇髪族の間では蛇に触らせてくれるよう頼むことには何か特別な意味合いがあるようで…。

「他の蛇髪族に会っても言わないほうがいい」とルーシーに言いますが、彼女はすでに夢のなか。

ゾーイの反応から察するに、おそらくは求愛…プロポーズのような意味があるのかもしれません。詳しくは今後明かされると思いますが、ルーシーがそれを知った時の反応が楽しみですね笑

初めてゾーイが蛇髪族の血を引いていると判明した時も、チセやルーシーにすり寄っていたシーンがありましたし、ゾーイと蛇たちは部分的に独立した意志を持っているようです。

ゾーイが危険にみまわれた時には蛇髪族が持つ「邪眼」の力を発動させることもありましたが、蛇たち自身は結構フレンドリーな性格をしているのかもしれません(かわいい!)。

 

敵か味方か?チセの正体を知る新キャラ

ルーシーの体調が戻らないことから、彼女が参加予定だったとあるアルバイトに代理で参加することになったチセ。

なんでも学院にある廃棄塔というところで採集を行うのだとか。

ゾーイやフィロメラ、クラスメイトのリアンも参加しており、引率の教師ザッケローニとともに塔内部へ進んでいきます。

 

が、この教師。

なぜかチセがただの魔法使いではなく、「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」と呼ばれる特別な存在であることを知っていました。

生きた夜の愛し仔が欲しい、そう口走るや否やチセとの距離を縮めますが…

チセの”中”のカルタフィルスの存在に気づき、今度は顔を青くします(忙しいやっちゃな)

なんとか窮地?を脱したチセですが、なんとこのザッケローニなる男は本物の引率教師ではなかったことが判明。

正式な学院の職員?であることに間違いはなさそうですが、どんな人物なのか今後の展開に注目したいところ。

 

個人的には味方であってほしい…けど、第一印象的に100%味方ってわけではなさそうです。良くて中立くらいの立場かも。

チセのクラスメイトであり、希少種族であるゾーイに対して興味を抱いていた別の引率?の

 

魔法使いの嫁14巻 感想【まとめ】

いかがでしたか?

この記事では「魔法使いの嫁 14巻」の感想を紹介しました。

13巻の感想記事に比べ、結構しっかりネタバレしてしまいました。笑

「カルナマゴスの遺言」の行方と誰が何のために魔力を奪っているのかは未だ見えてこず…13巻でチセとルーシーたちを襲った狼たちも出てきませんでした。今後の物語で重要な役割であることは明らかですが、さてどんな風に登場するのか…。

寮母さん達と学院長が意外にフレンドリーな関係なのが分かり、ルーシーとゾーイの関係は何やらほほえましいものを感じました。笑

14巻ラストで登場した謎の教師?の動向も気になるところですが、敵なのか味方なのか、もしくはそのどちらでもないのか…それも含め15巻で明らかになっていきそうです。

魔法使いの嫁15巻は2021年3月10日(木)発売予定!待ち遠しい~!

最新14巻はコチラ

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

トーコ
トーコ
トーコ(@lily_tohko)でした♪