ネイルを楽しむうえで重要なのが、爪の健康状態です。
割れやすい状態になっている・すでに割れている…こんな爪ではせっかくネイルをしてもすぐにオフしなければならないかもしれません。
それを避けるためにもできる限り健康な爪の状態をキープしたいところですよね。
そこで今日は爪が割れてしまう原因と、どう対策すればいいのかを紹介したいと思います。
- 爪が割れやすく困っているひと
- 爪が割れる原因を知りたいひと
- 割れ・欠けにはどんな対策をすればいいか知りたいひと
ぜひ最後までチェックしてみくださいね♪
目次
爪が割れる・割れやすくなる原因
爪が割れたり、割れやすくなる原因はいくつか考えられますが、
大まかに分けると以下の3つが挙げられます。
- 食器用洗剤やリムーバーによる乾燥
- 極端なダイエットなどによる食生活の乱れ
- 爪や他の病気の可能性
食器用洗剤やリムーバーによる乾燥
食器用洗剤で乾燥?と疑問に感じる方もいるかもしれません。
これは簡単に言うと洗剤に含まれる成分が爪や指先の油分・水分を奪ってしまうことが原因となって、爪が乾燥してしまうことを指しています。
しつこい油汚れにこれ1摘!のような謳い文句をCMや広告で見たことはないでしょうか。
確かに落ちにくい油汚れが簡単に落とせるのは魅力的ですが、そういった強力な洗剤は手肌や爪に刺激となって伝わりますし、必要な油分等も落としてしまうため、乾燥の原因となってしまいます。。。
最近では、「肌荒れしにくい」「手肌にやさしい」等の特徴をアピールする商品もたくさん出てきているので、そのような文言を謳っている商品を選ぶ方が爪にとっては安心です。
また、以前も紹介しましたが、週に何度も施術やオフを繰り返したり、高い頻度でリムーバー(除光液)を使用していると、リムーバーに含まれるアセトンが爪に必要な油分も落としてしまうため、こちらも爪が乾燥する原因となってしまいます。
洗剤と同様こちらも最近ではノンアセトンのものが多くありますので、そういった商品を選ぶ、もしくは適切な頻度でネイルやマニキュアを施術・オフすることが大切です。
極端なダイエットなどによる食生活の乱れ
爪は皮膚と同じようにタンパク質から作られており、ビタミンAやビタミンB2も爪の乾燥防止や成長に役立つ重要な栄養素です。
偏食や極端なダイエットによってこれらが十分に摂取されていないと爪まで栄養が行き渡らないため、爪が弱ってしまう、ツヤがなくなる、成長が妨げられる等のトラブルが発生し、結果として爪が割れやすくなってしまいます。
爪や他の病気の可能性
乾燥や栄養不足以外だと、爪が割れることが「何らかの病気になっている」というサインであることも考えられます。
実は「爪を見れば健康状態がわかる」「爪は健康のバロメーター」とも言われるほど、爪は健康状態をはかるうえで大切なパーツでもあるのです。
痛みなどがなくとも明らかにおかしいと思う場合にはネイルを中止、あるいは皮膚科や形成外科を受診するなどの対策が必要です。
爪が割れないようにするための予防・対策は?
ここからは 爪が割れないようにする予防法や対策を紹介していきます。すぐに始められるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
爪や爪付近の乾燥予防を徹底する
乾燥予防として保湿クリームやオイルなども併用し、きちんと保湿を心がけましょう。
塗る際には手のひらだけでなく、しっかり爪や爪まわりの皮膚にも塗りこむことが必須です。
また、食器を洗ったあとや、手を洗ったあとなど、手が濡れたまま放置しておくと水分が蒸発する際に皮膚の水分も一緒に蒸発してしまいます。
水を扱ったあとはしっかりタオルなどで水分をふき取り、一緒にクリームなどのアイテムも使うようにしましょう。
ネイルの施術・オフ後も保湿ケアを
前述の通りリムーバーのアセトンで油分が落ちたまま放置すると爪周辺の乾燥に繋がります。
ネイルの施術やオフした後も保湿はセットで行いましょう。
食事内容を見直し、バランス良く栄養を摂取する
爪は毎日少しずつ伸びています。そのために必要な栄養素を意識して食事に取り入れましょう。
爪が伸びるために欠かせないタンパク質は主に、
- 肉や魚
- 卵/乳製品 などから摂取できます。
爪の乾燥を防ぐはたらきのあるビタミンAは
- 緑黄色野菜(にんじん、トマト、ピーマン、ほうれん草、カボチャなど)
爪の成長を助けるビタミンBは
- 緑黄色野菜/くだもの
- レバー
などに多く含まれています。
ただし、これら3つの栄養素ばかりではなく、亜鉛やカルシウム、コラーゲン、アミノ酸などなど爪の育成には多くの栄養素が関わっています。
集中的にどれかの栄養素を取り入れるのではなく、あくまでバランスよく摂取することが大切です。
爪切りの使用を控える
既に乾燥した状態の爪を爪切りで整えると、衝撃で割れ目ができてしまったり二枚爪になってしまうことがあります。
なるべく爪切りは使わず、ネイルファイルなどを使うよう習慣づけましょう。
それでも爪が割れてしまったら?
万が一、爪が割れてしまったらどうしたらいいのでしょうか。
自爪でネイルをしている方にとっては苦渋の決断になってしまいますが、そのままにしておくと衣類の繊維や髪の毛にひっかかりやすく危険なので短く整えるようにしましょう。
また、出血や痛みがひどい場合には放置せず皮膚科を受診すると安心です。
「せっかく伸ばした爪を切るのはもったいない!」と思う方もいるかもしれませんが、ジェルなどを使い長さ出しをすることで施術後の見た目はカバーできます。
もちろん割れ方や爪の状態によって施術自体難しいケースも中にはありますが、もしそうであれば爪の充電期間としてネイルをお休みし、コンディションを整えることに専念することも時には大切なのです。
まとめ
爪が割れる原因とその予防・対策法について紹介してきましたが、あまりにも頻繁に爪が割れるようであれば、ネイルの長さが自分のライフスタイルに合っていない可能性もあります。
爪を健康的に維持できるよう意識することは勿論いいことですが、そればかり考えて生活するのは疲れてしまいますよね。
爪が割れるたびに痛い思いをしたり、皮膚科に通うのも大変です。
もし頻繁に爪が割れるのならば、ここまでに紹介したような予防や対策のほかに、ネイルの長さを見直すことも1つの手段です。
美しいネイルを長く楽しむためにも、定期的に爪の健康状態や普段の生活をチェックするようにしましょう♪