こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です。
アルバイト募集でたまに見かける倉庫業の求人。
時給が高めに設定されていたり、勤務時間が融通できたりと魅力的な条件が揃っていることが多いですよね。
ただ、好条件ではありますが、実際のところどんな業務を担当するのかイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
ラベル貼り、検品、梱包、軽作業など分かりやすい表現をしている場合も多いですが、やっぱり未経験ではピンとこないと思います。
実は私、この倉庫業で一時期働いていたんです。
残念ながら長続きはしませんでしたが…。
そこで今日は、私が経験した倉庫アルバイトのことを紹介したいと思います。
全ての倉庫業に当てはまるワケではありませんが、
くらいに流し見していただけたら幸いです。
目次
私が働いていた倉庫内での軽作業
私が働いていたのは、某外資系企業の倉庫でした。
勤務形態はアルバイトではなくパートだったのものの、仕事内容は同じです。
求人には「軽作業」「倉庫内でのラベル貼り」とあったので、倉庫にある商品にひたすらラベルを貼る風景をイメージしていて、実際の作業内容もほぼその通りでしたが、1つだけ大きな誤算がありました。
それは…とにかく扱う商品が大きく重かったこと。
その企業で扱っている商品は、ほとんどがファイミリーサイズの大容量タイプだったのです。
これが物凄くこたえました。主に体力的に。
なぜなら、ただ置いてある商品にラベルを貼って終わり…ではなく、ラベルを貼った商品を所定の位置に運ぶ工程があったからです。
目の前に運ばれてくる商品にラベルを貼ったら、決められた位置にその商品を運ぶ。それによって元々商品があった場所に、次にラベルを貼る商品を置くことができますよね。
倉庫の中全体でラベル貼りをしているワケでなく、あくまで倉庫の一角で作業していたため、あまり広くスペースを使うことができなかったのです。
一連の流れを箇条書きにすると
- 目の前にある商品にラベルを貼る
- 所定の位置に1つずつ持って運ぶ(元々のスペースが空になる)
- 空いたスペースにフォークリフトで新しい商品が運ばれてくる
基本的にはこのループで合間に別部署のヘルプや休憩が入りました。
ラベルを貼ったら所定の位置まで運ぶ…文字にすると楽そうに見えるかもしれませんが、平均12~13キロの商品が大半なので、とにかく大変です。
私がラベル貼りの仕事を辞めた理由
なんとか半年は続けよう…と思っていたものの、
結局はその半分で退職してしまいました。
理由は主に3つ。
- とにかく体力的にしんどい
- アクセス(通勤)に難があった
- 求人と実際の待遇に食い違いがあった
とにかく体力的にしんどい

辞めた理由の大部分がこちら。
とにかく体力的な負荷が大きすぎて、到底続けられないと感じたからです。
高時給に惹かれて選んだ求人でしたが、前述の通り扱う商品が重いものばかりで「軽作業」というワードからは全く想像できないくらい大変でした。
週4日×1日7時間の勤務だったので、労働時間自体はそれほど長くありませんでしたが、それでも毎日帰宅する頃にはヘトヘトで夕飯前にまずは仮眠をとらなければいけない状態でした。
働き始めて1ヶ月、2ヶ月と時間が経ってもそれは変わらず、
と思っていた矢先、この道10年のベテランパートさんから「帰ったらまず寝ないと体力持たないよね!私もいまだにそうだよ!」と話され、慣れの問題じゃないと分かって絶望したことを覚えています笑
ほぼ毎週新しく人が入ってきていましたが、
- 1週目だけ来て翌週には辞めている
- 初日だけ来て翌日以降連絡がつかなくなる
なんて人もザラでした。
思い返せば、面接で「重いもの多いけど大丈夫?」と聞かれてはいたんですが…まさかここまでしんどいとは…😂
同じ倉庫業であっても、例えば化粧品や衣類など比較的軽い商品を扱っているなら話は別かもしれませんが、どんな商品を扱っているのか不明な場合は入社前に確認したほうがいいかもしれません。
アクセス(通勤)に難があった
これは私のリサーチ不足もありますが、勤務地へのアクセスもなかなか大変でした。
自分の最寄りから1回乗り換え、下車した駅から徒歩20分。
海沿いの道をひたすら歩くことになるのですが、日陰になる建物がほとんどなく、潮風に吹かれ照り付ける太陽に焼かれながら歩くのはなかなかの苦行でした(春先の丁度暑くなり始めた季節)。

乗り換え後の路線も乗車率200%越えの超満員電車で、それもかなりきつかったです。
求人と実際の待遇に食い違いがあった

前述の「駅から徒歩20分」の立地は応募前にもちろん目に留まりましたが、それでも応募を決めたのには理由があります。
それは求人に記載されていた「無料送迎バスあり」の文字。
…とホイホイされたワケですが、実際働き始めてから判明したのは
「パートタイマ―は送迎バスの使用ができない」というルール。
3ヶ月の期間限定で雇用されているアルバイトの方のみ、無料送迎バスを使用できるという意味不明な決まりがあったのです。
そんなことは求人には一言も書かれておらず、私と同じように「バスがあると思って応募したのに…」という方も多くいました。

なぜパートは使えないのか尋ねても、「そういう決まりなので^^;」という返事のみで、納得いく説明は結局してもらえず…そのせいで、片道20分・往復で毎日40分も歩くことになったのです。
待遇面の記載を最初から疑わしいと思う方はほとんど居ないと思うので、これについては募集する側にきちんと記載してもらうほかありません。
応募する側としては妥協できるならそれでもいいし、どうしても無理なら早々に見切りをつけるくらいしかできることはないと思います。
軽作業のアルバイトは大変?私の体験談【まとめ】
いかがでしたか?
この記事では私が過去に働いた倉庫業でのことを紹介しました。
求人サイトの「軽作業」にカテゴリ分けされることの多い倉庫業ですが、簡単そう・楽そうと思っていると大変な目に合うかもしれません。
- 取り扱う商品はどんなものか
- 辞める人がどのくらい居るか(頻度など)
- 送迎がある場合自分も使えるか確認
また、アクセスに不安要素があれば事前にチェックしておくことをオススメします(特に使ったことのない路線などを経由する場合)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。