こんにちは、トーコ(@lily_tohko)です。
皆さんは親知らず、生えてますか?
親知らずが生えている中で、特に女性の方。抜く予定はありますか?
意外とほったらかしにしてる人が多い親知らずですが、実は放置しておくと
- 虫歯や歯周病になりやすくなる
- 歯磨きがきちんとできない
- 歯並びに影響を及ぼす
などなど、知らないうちに悪影響が出ていることが多く、術後の回復力なども考慮して、なるべく早め(可能であれば20代前半まで)に治療を済ませた方がいいとも言われています。
私自身、数年前に2本の親知らずを抜歯したのですが、今日はその時の体験を元に親知らずの抜歯について書いてみたいと思います。
ちなみに、冒頭で「特に女性の方」と書いたのはちゃんと理由があります。
その点も触れたいと思うので、
- 女性で親知らずを抜くか迷っているひと(もちろん男性でも)
- 親知らず抜歯の大まかな流れを知りたいひと
- 抜歯にあたって気をつけておくべき点を知りたいひと
こんなひとは是非チェックしてみてください!(*・ω-)ノ+。
目次
親知らずを早めに抜いた方がいい理由
冒頭でも紹介したように、親知らずを放置していると虫歯や歯並びなど様々なデメリットがあるほか、抜歯後の骨や歯茎の回復力などを考慮し、なるべく若いうちに抜歯しておくのが良いと言われています。
妊娠・出産時は治療が難しいため、女性は早めに抜歯しておくと安心

「特に女性」と書いたのは、妊娠・出産時にはレントゲンや麻酔、鎮痛剤を用いる大掛かりな治療ができないケースがあるというのが主な理由です。
妊娠初期は悪阻などで体調が安定しないことも多く、なるべく治療を控えるのが無難です。
後期になればお腹が大きくなっているので、治療のため仰向けになると息苦しくなってしまい、治療を受けること自体が大変になってしまいます。
そのため、妊娠中に親知らずを抜歯するなら中期の比較的体調が安定してくる時期に済ませると良いと言われていますが、人によっては抜歯後の痛みが引くまでに時間がかかる場合があり、鎮痛剤を長く飲むことになると、やはり胎児への影響が気になるポイントになってしまいます。
親知らず抜歯までの流れ
ここからは私の体験をもとに、どのような流れで診察~抜歯まで当時のことを書いていきたいと思います。
診察→その日のうちに抜歯
来院当日、まずは診察とレントゲン撮影を済ませ、どんな風に親知らずが生えているのか、虫歯や歯周病になっていないかなどをチェックしてもらいました。
私の場合、歯の痛みを覚え数日我慢するも、とうとう耐え切れなくなって歯医者に駆け込んだ…という経緯で診察を受けていることと、親知らずの生え方からもすぐに抜歯の方向で話がすすみました。
レントゲンを見ながら先生がひとこと。
「今、チャチャッと(抜歯)やっちゃう?」
一瞬フリーズする私。
「すぐに終わる」「痛くない」「皆やってる」というフレーズと、我慢できない痛みとの決別が決め手になり結局私は診察に行ったその日に抜歯を行うことになりました。
少し話がそれましたが その日抜歯をすることが決まってからはあっという間で
- 再度親知らず抜歯の手順を簡単に説明
- 口の中をクリーニング(歯石や歯垢(プラーク)を除去)
- いざ抜歯!
という流れでした。
診察当日、予約なしで抜歯できるかどうかは歯医者さんの都合によると思うので、要相談となります(私の場合はレアケースかも)。
親知らず抜歯中の様子
人生初の抜歯、痛みはほとんどなかった
人生初の抜歯だったので、緊張半分:不安半分と言った心境だった私。
最初に歯茎を麻酔をさし、それが効いてから施術にうつりました。
気になるのは術中の痛みだと思いますが…
結論から言うと、ほとんどありませんでした。
施術中の音と衝撃の方がすごい
ただ、痛みはないものの口の中で突貫工事でもしてるんじゃないかと思うくらい(事実してるんですけどね)の音はしました。
ギュギュギュイーン♪とすごい衝撃と音。
私の場合、歯のまわりの骨を削る工程があったためかもしれませんが、痛みよりも音と衝撃のほうがしんどかったかもしれません。。
予告通り、ものの20分ほどで施術完了
所要時間は事前の説明通り、20分程度。
麻酔のおかげで歯が抜かれた瞬間には全く気付かず、「ハイ抜けたよ~」と言われて「いつの間に!?」と本気で焦りました。笑
抜歯後、麻酔が切れると痛みが…
術中はもちろん、抜いてしばらくの間は麻酔の効果が続くので痛みはほとんど感じません。痛み止めは出してもらいましたが、「これ、本当に必要になるのかな?」と思ったほどでした。
ところが、抜歯から1~2時間経つと麻酔の効果が切れ、徐々に痛みを感じるように…
これがまた死ぬほど痛い。(あえて素直に表現しています、当然死にはしないのでご安心を)
最初はジワジワと「あれ?ちょっとジンジンするかも?」くらいから始まり、徐々に「あっ痛い。麻酔切れたのかな」と冷静に考える時間を経て、「いったあああああなんじゃこりゃー!!!!」と本気で泣きが入るほどの痛みに襲われました。
もちろん多少の個人差はあるでしょうが、やはり抜歯直後よりもしばらく時間が経ってから、あるいは翌日以降に痛みを覚えるひとが多いようです。
抜歯後(できれば抜歯前)に気をつけておきたいこと
痛み止めは多めにもらっておく

抜歯後、歯医者さんで痛み止めを処方されると思いますが、可能であれば少し多めにもらっておくと安心です。
完全に痛みがひくまでには数日かかるので、処方された量はあっという間になくなります。事前に多く出してもらえるか先生に確認してみてくださいね。
市販の鎮痛剤でもいいですが、基本的には医療用より効果が弱いため、飲んでもあまり効かないケースがあります(私がまさにそうでした)。
仕事や学校などでなかなか歯医者にいけない、またはかかりつけの歯科の予約がなかなか取れない…という場合は、特に多めにもらっておくことをオススメします。
止血用のガーゼを貰うorあらかじめ購入しておく
また、抜歯直後の出血も止まるまでに時間がかかります。
そのままにしておいてもいいですが、口の中に血が溜まってしまうので気分が悪くなったり、どうしても気になってしまうと思います。
止血のためにガーゼなどを噛み締めておくと対策になるのでこちらも歯科でもらっておくのと安心ですが、市販されているものでも問題ないので予め購入しておいてもOKです。
ギュッとチカラを入れず、軽く噛んでいるだけでもだいぶ違うので、忘れず用意してくださいね。
親知らず抜歯後に気をつけておきたいポイント【まとめ】
いかがでしたか?
今日は親知らずの抜歯の体験談と、抜歯後に気をつけておきたいポイント2点を紹介しました。その2点とは…
- 痛み止めを多めにもらう
- 止血用のガーゼを用意する
になります。
歯医者になかなか行けない人や予約がなかなか取れない場合には、特に忘れずチェックしておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。